鳥取県のアスリート・ボクシング 木下鈴花 応援プロジェクト
by 明治安田生命

このプロジェクトは2024/03/01に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
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    ¥133,000
    (目標 ¥300,000)
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明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」では、出身地や活動拠点地域など、サポートをしてくれる「地元」に貢献したいというアスリートの活動を支援できます。このページでは鳥取県米子市出身のアスリート、女子ボクシングの木下鈴花(りんか)選手を紹介します。2023年の世界選手権で銅メダルを獲得した木下選手は、最高の舞台で最高のメダルを掲げることを夢見て、働きながら練習に励む毎日を送っています。
    • 幼なじみはライバル 一歩先進む背中を励みに

    • 2022年11月、女子ボクシングのアジア選手権で優勝した木下鈴花選手は、中東・ヨルダンで首に掛けられた金メダルを思い返すと、いまでも自然と頬(ほお)がゆるみます。「日本人の女子選手では史上初で、喜びは大きかったです。(入江)聖奈が手にしたことがないアジアのメダルでしたし…」。大きな夢を懐に抱く木下選手。どんなに苦しくて挫折しかかっても、あきらめずに続けているのは、同じ夢を先にかなえた幼なじみに追いつきたいという強い思いがあるからです。
    • 空手かボクシングか 意地の張り合いも

    • 2021年夏。世界最高峰の舞台にて日本女子ボクシングで初の優勝を果たし、時の人となった入江聖奈さんとは0歳児のときからの幼なじみ。ともに鳥取県米子市で育ち、ボクシングの道に進むきっかけをつくってくれたのも、気心が知れた入江さんでした。

      「小学校4年生のころ聖奈のお母さんに誘われたんです。『空手をしているなら、ボクシングもできるんじゃない』って」。ジムに足を運んでみたものの、すぐには興味を持てませんでした。幼いころから空手道場に通っていた木下選手が「空手のほうが強い」と言えば、入江さんは「ボクシングのほうが強い」という具合に意地の張り合いになることも。堂々巡りは数年続いたものの、あるとき、木下選手は自分の気持ちがリングに向いていることに気づきました。「(同じ土俵に立って)聖奈に勝ちたい」

      実際にグローブをつけ、ジムワークを始めたのは中学校2年生のとき。足技は使えず、パンチだけで戦う格闘技は空手とは勝手が違いました。スパーリング(実戦形式の練習)では入江さんに何度も打ち負かされ、そのたびに「もっとうまくなりたい、もっと強くなりたい」と思いました。
    • ▲ボクシングを始めて間もない中学生のころの木下鈴花選手
    • 木下選手は根っからの負けず嫌い。「負けたくない」という思いを原動力に、一歩先を行くライバルからは常に刺激をもらい、切磋琢磨してきました。米子南高校、日本体育大学で技を磨き、2人で大きな目標を共有しながら、国内外の主要大会で好成績を収めてきました。
    • 東京暮らしで実感した故郷・鳥取の魅力

    • 地元アスリート応援プログラムを勧めてくれたのも入江さん。ひと足早く支援アスリートに選ばれた入江さんに紹介され、関心を持ちました。高校時代に応募したときは落選し、2022年に再チャレンジ。全国大会、国際大会での実績が認められ、採用が決まりました。

      明治安田生命のプログラムを通じて積極的に情報を発信し、「アマチュア女子ボクシングをもっと盛り上げたい」と力強く話す木下選手。地元を活性化するという趣旨に共感し、ボクシングを通して、生まれ育った鳥取県米子市にも恩返しをしていくつもりだと言います。

      高校時代まで過ごした地元の米子には、特別な思い入れがあります。育ち盛りのころ食べたメニューはすぐに頭に浮かびます。給食で出てきた鳥取の郷土料理「ののこめし」、ボクシングの練習帰りに米子駅近くで食べた「とんきん」のチキンカレーの味は忘れられません。東京暮らしを始めて感じるのは、米子の風景の美しさ。大山(だいせん)で眺める星空や、飽きずに見ていられる日本海は、いつ見ても心が落ち着きます。
    • ▲地元の米子でボクシング仲間とミットをする木下鈴花選手(右)
    • まだ実績を残せていなかったころから応援してくれた米子の人たちの優しさは、ボクシングを続ける支えです。胸に刻んでいるのは2017年12月、米子産業体育館で開催された全日本女子選手権。スタンドには「燃えろ、鳥取」の横断幕が掲げられ、熱い声援を送られました。木下選手はジュニアの部のフライ級で出場し、高校2年生で入江さん(米子西高校/フェザー級)とともに、自分にとっては初めての全国制覇を達成しました。リングサイドにいた母親が涙を流して喜んでくれた姿は、何年経っても脳裏に焼き付いています。
    • 挫折、そして絶望の淵から救ってくれた盟友の快挙

    • 2019年に米子南高校を卒業後、中学生のときから追い求めてきた夢の舞台に立つため、入江さんと一緒に日本体育大学に進学しました。

      ところが、木下選手は1年生の時から絶望の淵に突き落とされました。東京で開催される4年に1度の世界大会への出場権をつかめたのは、入江さんだけ。先がまったく見えなくなってモチベーションは低下し、引退も頭によぎりました。コロナ禍の影響で大会は次から次に中止となり 、2021年3月には椎間板(ついかんばん)ヘルニアを発症してしまいました。

      悪いことが次々と重なり、「あの時期はすごく苦しかった」。木下選手はいま思い出しても険しい表情になります。

      それから5カ月後のこと。再び立ち上がれたのは、盟友の「快挙」を目の当たりにしたからでした。自分が立てなかったリングで入江さんは快進撃を続け、金メダルを手にしました。その姿を見ると、木下選手も心が震えました。「一緒に頑張ってきたので、自分のことのようにうれしかった。有言実行する聖奈は本当に格好良かった」

      勇気をもらった木下選手は、この年の11月に全日本選手権で準優勝を果たして復活を遂げ、再びトップ戦線に戻ってきました。2022年5月には世界選手権に初出場。結果は2回戦敗退でしたが、もっと頑張れば、上に行けるかもしれないと自分に可能性を感じました。「このままでは終わりたくない」。大学を卒業したら引退する予定でしたが、続ける決断をしました。
    • 目指すべき場所は? 金メダルへの憧れを再び胸に

    • 2023年、木下選手は新たなスタートを切りました。3月には2度目となる世界選手権に臨み、銅メダルを獲得。表彰台では満足せず、準決勝で敗れた敗因を分析していました。最近は、苦手とする長身サウスポーの選手にも積極的に攻め込んでいくための練習に励んでいます。一度はくじけそうになりましたが、目指すべき場所は変わりません。2024年の世界最高峰の大会での頂点です。
    • ▲2023年世界選手権でイタリアの選手と戦う木下鈴花選手(中央、国際ボクシング協会提供)
    • 「金色のメダルが欲しい。聖奈からも『応援している』と言われましたので」。まずは9月に開幕するアジア競技大会でベスト4以上の成績を残し、確実にパリ行きの切符をつかむことを心に誓っています。

      社会人として働きながら女子アマチュアボクシングを続けるのは、決して簡単なことではありません。木下選手は競技生活を支えてくれる周囲の人たちに感謝しながら、日々努力を重ねています。

      「支援していただいた資金は遠征費用、ボクシング用品に充てたいです。大会で結果を残し、少しでも地元に貢献して、みなさんの喜ぶ顔が見られるように頑張ります」

      あきらめない22歳の再挑戦は、すでに始まっています。

      (取材・制作:4years.)

      ※ヘッダー画像 国際ボクシング協会提供
    • ================

      2024年2月29日をもちましてクラウドファンディングを終了いたしました。
      ご支援をいただきまして、本当にありがとうございました!

      ■支援者一覧(順不同、敬称略)
      ムカイ、田中智規、(株)ホームズ・アット・ソーラー、川口アキラ、牧井一夫、北海道から応援、NOZOMIBIGBOY 、友定 義晴、masa.KIJIMA、カーファクトリー グラム
  • 新着情報

    あけましておめでとうございます!
    2024/01/05 14:04:54
    皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいりたします。

    ご報告が遅れましたが、11月21日から26日に東京墨田区体育館で行われた全日本選手権に出場してきました!ライトフライ級(50キロ級)での出場になりましたが結果は無事優勝することができました。激戦区ではありましたが皆様の応援の力もありぎりぎりで勝ちパリオリンピックへの日本代表になることができました。次は来月2月にイタリアで行われる世界予選に出場します。ここでベスト4以上でパリオリンピックの出場権を得られるため優勝を目標に頑張ります!
    今後とも応援よろしくお願いします!

    アジア大会へ行ってきました🇨🇳
    2023/10/11 17:07:40
    アジア大会へ行ってきました🇨🇳
    皆さまこんにちは!木下鈴花です。
    この度私は中国(杭州)で行われたアジア大会へ行ってきました。✈️パリオリンピックの出場枠がかかるとても大事な大会でした。私の出場する階級はバンタム級(54キロ級)で出場枠はベスト4以上でした。結果としてはベスト8でした。😭皆さまのご期待に添えず大変申し訳なく、悔しく思っております。

    試合の詳細
    初戦9/24 対戦国はネパール🇳🇵
    以前一度対戦をしたことのある選手でパンチ力があるパワフルな選手でした。その中でコツコツとカウンターを決めポイントをつけていくことが出来ました。2ラウンド目に目を負傷してしまいましたが、集中を切らすことなくしっかり戦い5−0の判定勝ちで次に駒を進めるが出来ました。

    2戦目9/30 対戦国は強豪国ウズベキスタン🇺🇿
    調整もうまくいき体的にはとても良い状態で試合に臨むことが出来ました。1ラウンド目は自分のペース、距離感で戦うことができ良い試合運びをすることが出来ました。相手のパンチもよく見えカウンターを入れ、ジャブで距離を測りつつまずまずの動きだったと思います。1Rは4−1でポイントを取ることが出来ました。
    2ラウンド目は相手もガツガツと前に出てくる戦法になり引っ付いてクリンチになる場面が増えてしまいました。1R目とは変わって自分の距離で戦うことができず、カウンターを打つチャンスも無く相手の流れになってしまいました。
    3ラウンド目も2R目同様相手選手はどんどん前にで出来て0距離で戦うシーンが目立ってしまいました。なんとか距離をとって戦いましたが相手の圧力に勝てず結果は0−5の判定負けとなりました。
    この試合に勝てばオリンピックが確定していたとても重要な1試合だったためとても悔しいです。

    でもこれで終わったわけではないので、次は11月の全日本選手権に向けてまた1から全力で練習していきたいと思っております。💪ここで優勝すればまた日本代表になり、来年2月に行われる世界予選に出場することが出来ます。まずは日本1位から目指して頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!🙇‍♀️

    地元米子で強化練習をしました!!
    2023/09/04 22:12:08
    地元米子で強化練習をしました!!
    皆さま、こんにちは!暑い日が続いていますが熱中症などにはお気をつけください🙇‍♀️私は暑すぎてアイスの誘惑に負け続けています笑

     この8月私は地元である鳥取県米子市に3週間ほど帰省をしシュガーナックルボクシングジムで強化練習を行いました!アジア競技大会まで残り1ヶ月半ということでボクシングの技術練習や戦術をメインに練習をしました。
     前回の合宿で怪我をしてしまい期間が空いてしまいましたが、しっかりとリハビリを行い、その期間他の部位を鍛えたことにより以前よりパンチ力やキレが増して怪我にも感謝できるくらい前向きに練習ができています🔥ジムは心優しい会員さんばかりで沢山練習に付き合っていただき濃い練習をすることが出来ました。
     また地元の大好きなところの一つが景色なのですが、オフの日には海に行ったり夜は山へ行って星空を見て地元を堪能できました。心をリフレッシュできるところも地元ならではなのでとても楽しく、練習追い込みで撃沈し、、、とても濃い3週間になりました!アジア競技大会に向けて着実と成長できているので、お世話になっている方、応援してくださっている方々に結果でしっかり恩返しができるよう残りの時間めちゃめちゃ練習頑張ります😆今後ともよろしくお願いします🙇‍♀️

    ウズベキスタン合宿に行ってきました🇺🇿
    2023/07/20 00:04:54
    ウズベキスタン合宿に行ってきました🇺🇿
     皆さまこんにちは、木下鈴花です。
    いつもたくさんのサポート・応援等ありがとうございます。✨

     今回私は代表メンバー合宿でウズベキスタンに7/11〜7/18まで行って参りました。日本とは違う点もあり慣れない部分もありましたが現地の方や選手がとても優しく迎え入れてくださりとても充実した合宿になりました。
    主にクロスカントリー(ランニング)とジムワーク(ボクシング練習)の2部練習で足腰強化と技術練習をしました。🥊
     日本では見られない景色の中でのランニングは最高で、湧き水もあり水分補給をするというあまり体験できないことも出来ました。😆
    ボクシングでは、海外選手はとてもフィジカルが強いため自分の弱さを改めて痛感することが出来ました。日本の選手とは違う部分が沢山あり、体格や技術、戦略色々とあり学びの多い合宿になりました!

     ウズベキスタンは、日中40度を超え暑いですが湿度が低くカラッとした空気でとてもいい場所でした。☀️食事はパンがメインみたいでハーブの効いたスープに浸して食べるととてもおいしかったです。アスリートなのでタンパク質!!と思いましたが、ここでは羊が主流でした。ラム肉は脂質が少なくタンパク質が多く含まれているため最適すぎました🍖
    また、ホテルの近くには川があり、練習終わりには川に行って自然の力でクールダウンを行いました!

     たくさんの経験をし、また一段と成長できた合宿になりました。杭州アジア大会に向けて全速前進していきます!!まだまだ頑張ります。皆様の応援が力になります。今後とも応援よろしくお願いいたします。🙇‍♀️

    はじめまして!!
    2023/07/19 23:42:26
    はじめまして!!
    はじめまして!

    ボクシング競技の木下鈴花(きのしたりんか)です。
    好きな食べ物はカレーです🍛 寝ること食べることが大好きです😆

    鳥取県の地元アスリートとして初めてクラウドファンティングに挑戦します!

    皆さまに、ボクシングと地元鳥取の魅力・良さを知っていただけるように頑張ります。🥊

    この活動報告を通じて、試合やトレーニングなどの様子をご報告させていただきますので、ご覧いただけますと幸いです。

    これからよろしくお願いいたします🙇‍♀️

  • コメント
    • 斉藤
      りんちゃん応援してます‼️ ファイトー!!!>📣٩(ˊᗜˋ*)و
      • 木下 鈴花
        いつも応援ありがとうございます🙇‍♀️
    • 白木たかお
      アマチュアボクシングも木下選手も応援してます!

出品者のプロフィール

木下 鈴花

木下 鈴花

明治安田生命「地元の元気プロジェクト」の 一環として、地元の若手アスリートを地域社会とともに応援することで、地域の一体感醸成や地域で育つ子どもたちの夢や地元愛を育むことへの貢献を目的とします。当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
リターン
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ご提供予定時期:2024年3月末~4月頃
FAQ・ヘルプ

リターン一覧

特定商取引法に基づく表示

    事業者名
    株式会社朝日新聞社

    事業者所在地
    〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2

    責任者
    安田雅信(ヤスダマサノブ)

    連絡先
    ・電子メール jimoto-athlete@asahiculture.com (地元アスリート応援事務局)
    ・TEL 03-5540-7761

    販売価格(支援金額)
    各プロジェクトページの「リターン」をご覧ください。価格は税込・送料込です。

    商品等(リターン)の引き渡し時期(日数)
    リターンとなる商品・サービスの引渡し・提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

    代金(支援金)の支払方法・時期
    《支払方法》
    クレジットカード決済
    コンビニ決済
    ※各プロジェクトの最終確認画面で表示します

    《支払時期》
    本サービスのプロジェクトは、目標金額の達成を条件としない「実行確約型」です。商品購入時(支援実施時)に決済となります。
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    申込期間
    各プロジェクトページの「残り時間」をご覧ください。

    商品代金(支援金)以外に必要な費用
    なし
    ※ウェブページの閲覧等で必要となるインターネット接続料金・通信料金等は、お客様のご負担となります

    契約成立後のキャンセル、返品・交換の取扱条件/返品・交換期限、返品時の送料負担
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