福岡県のアスリート・柔道 姥琳子 応援プロジェクト
by 明治安田生命

このプロジェクトは2024/03/01に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
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    (目標 ¥300,000)
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明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」では、出身地や活動拠点地域など、サポートをしてくれる「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援できます。本ページは福岡県のアスリート、柔道の姥琳子(うば・りんこ)選手を紹介します。柔道一家に生まれた姥選手は4歳のころに同県篠栗町(ささぐりまち)の道場で競技を習い始めました。全国中学校柔道大会、全国高校柔道選手権を制覇し、高校3年生では全日本ジュニア柔道体重別選手権で3位に。2023年春、早稲田大学に入学し、勉学と稽古に日々励んでいます。
    • 「篠栗町を全国に広め、恩返しがしたい」 柔道の世界頂点へ 

    • 父親が指導者の柔道一家に生まれた姥琳子選手。物心がついた4歳のときには、福岡県篠栗町にある武道館の畳の上で稽古にのめり込んでいたといいます。2023年春、同県有数の進学校として知られる修猷館高校を卒業し、4月から早稲田大学スポーツ科学部に通い、文武両道で柔(やわら)の道を歩んでいます。
    • 不退転の覚悟で挑んだ中学校最後の夏 メダルの真の価値知る

    • 4歳のとき、柔道を習っていた2人の兄から影響を受け、「私も道着とメダルが欲しい」と父親に頼んで篠栗町の道場へ。当初は受け身などの基礎練習ばかりで柔道の面白みを感じなかったものの、5歳で初めて出場した大会で変わりました。「出場した3人中の3番目だったのですが、当時はその意味をよく分かっていませんでした。銅メダルをもらえたことが、純粋にうれしくて」と姥選手は笑って振り返ります。

      メダルの持つ本当の価値を知ったのは15歳のときです。中学2年生までは県大会で敗退し、大舞台に縁がないまま中学3年生の夏を迎えました。「このまま全国大会に出場できなければ、柔道をやめる」と不退転の覚悟で臨み、地元の仲間たちに支えられながら県大会、九州大会のトーナメントを勝ち抜きました。底知れない潜在能力を発揮したのはここから。チャレンジャーの気持ちで挑んだ全国中学校柔道大会では女子57キロ級で初優勝。「日本一になっちゃった」と本人も驚く金メダルを手にしました。

      そして、高校進学は人生の分岐点になりました。柔道に力を入れるスポーツ強豪校からの誘いを受けるなか、「勉強と競技を両立させたい」と県立の修猷館高校へ。有言実行で高校2年時の3月には全国高校柔道選手権を制覇。最終学年のときには全日本柔道連盟の女子C強化選手(ジュニア)に選ばれ、全日本ジュニア柔道体重別選手権で3位の実績を残しました。
    • ▲幼少期の姥選手
    • 悩んだ大学選び 家族から背中押され決断

    • 悩んだのは大学選びです。早稲田大学から声が掛かったものの、心配したのは経済面でした。姥選手は4人きょうだい。両親の負担を考えて、二の足を踏んでいると、「私立大学でも大丈夫だよ」と両親から背中を押されました。ただ、どこかで気が引けていたのも事実です。そんなときに父親の知人に紹介されて知ったのが、競技活動を支援してくれる「地元アスリート応援プログラム」の制度でした。

      「活動報告をすることで多くの人に私のことを知ってもらい、サポートを得られる仕組みに魅力を感じました。目標に向かって努力する姿に共感してくれる人たちが増えれば、一層頑張ろうという気持ちも芽生えます。練習に熱が入りますし、良い循環だなと思いました」と姥選手は語ります。今後、一緒に夢を追いかけてくれる人たちが増えることを期待し、今から胸を膨らませています。
    • ▲高校3年生のときに全日本ジュニア柔道体重別選手権で3位入賞した姥選手
    • 諏訪神社の「激坂」、ココア揚げパンなど懐かしの味……思い出たくさん

    • 全国に目を向けつつも、幼少期から育ってきた篠栗町への思いは特別です。柔道で活躍していく姿と一緒に町のことを知ってもらいたいと思っています。

      「私が実績を残すことで篠栗町の名前を日本全国に広めたいです。それが一番の恩返しになるのかなと」

      15歳まで鍛錬を積んだ篠栗町の道場には、思い出がたっぷりと詰まっています。年季の入った武道館の木の香り、汗が染み込んだ畳の匂いを感じると、不思議と心が落ち着きます。姥選手は「自分の家に帰ってきたような感覚になるんです」と話します。

      道場近辺の光景も鮮明に記憶に残っています。諏訪神社の「激坂」と石段は、数え切れないほど駆け上がりました。坂を上がって階段を下り、階段を上がって坂を下ること5往復。週1回はこの「5・5」と呼ばれた特別メニューで脚力を培いました。

      「あのトレーニングのおかげで延長戦になっても、勝てるという自信がつきました」

      試合で結果を残したあとは、篠栗町で心ゆくまでお腹を満たしたといいます。町内にある飲食店「OHANA」のチキン南蛮、「夢や」のココア揚げパン、「真心ダイニング 厨~りっぷ」の焼きそばに唐揚げ、頭には次から次に懐かしのメニューが浮かびます。どれだけ月日が流れても、篠栗の味を忘れることはありません。
    • ▲全国中学校柔道大会で優勝したときに地元の道場の仲間から祝福を受けた姥選手(左)
    • 地元で味わった挫折を糧に 頑張り方を変え、つかんだ全国優勝

    • 今となっては、地元で味わった挫折も糧となっています。高校2年生のインターハイ本選では初戦敗退。努力を怠っていたわけではありません。むしろ、強豪校に負けないために部活の練習前後に精力的にフィジカルトレーニングに励むなど、人一倍練習量をこなしていました。それでも、スランプに陥り、思い悩んでいたある日のこと、修猷館高校柔道部の藤原誠監督から「もう少し柔道の稽古に意識を向けたらどうか」と声を掛けられました。一度立ち止まり、考え直しました。選手の自主性を重んじてくれる指導者の言葉は、腑に落ちるものでした。自主練習のルーティンをこなすために、肝心の稽古に全力を注げていないことに気付いたのです。「頑張り方を間違えていました。助言をもらって以降、コンディションを考えて、自主練習を調整するようにしました」。練習メニューを組み変えた効果はてきめん。高校2年生の3月に挑んだ全国高校柔道選手権で優勝という結果を出し、現在につながっています。
    • 練習を充実させ、世界一の「金」をめざす 支援者へのメッセージ

    • 早稲田大学では全日本インカレ、講道館杯全日本柔道体重別選手権など目標とする大会はいくつかありますが、目の前の試合を一つひとつクリアすることに集中しています。その先に世界大会があると信じています。最終的にめざすのは、28年にアメリカのロサンゼルスで開催される最高峰の舞台。メダルが欲しくて始めた柔道。大学1年生になったいまは、世界一の「金」を夢見るようになっています。

      大きな夢を追う過程には、地道な努力が欠かせません。地元アスリート応援プログラムの支援もそのために使うつもりです。1日1本使い切るテーピングは約300円。頻繁に足を運ぶ出稽古の交通費もかさみます。大事なのは毎日の練習を充実させることです。

      「身のまわりの環境から整えていきたいと思っています。目標に向かって頑張っていくので、応援をよろしくお願いします」。メッセージには誠実な人柄がにじんでいました。
    • ▲高校3年生のときに参加した講道館杯全日本柔道体重別選手権大会の様子。姥選手は白の道着姿(手前)
    • (取材・制作:4years.)
    • ================

      2024年2月29日をもちましてクラウドファンディングを終了いたしました。
      ご支援をいただきまして、本当にありがとうございました!

      ■支援者一覧(順不同、敬、称略)
      薄井 崇介
  • 新着情報

    2月の活動報告
    2024/02/28 17:29:25
    いつもご支援、ご声援を下さり誠にありがとうございます。

    今月は試合や遠征はありませんでしたが、体力と技術力向上を目標に練習に取り組みました。実業団や他大学に出稽古に行かせていただき普段対戦しない人と練習することで自分の弱点を見直し刺激を受けることができました。

    また、ウエイトトレーニングとランニングに力を入れ、試合シーズンに入っても最後まで戦い抜ける体力づくりを心掛けました。この練習の成果が試合で発揮できるようにこれからも気を抜かずに頑張ります!

    これからもよろしくお願いいたします。

    早稲田駅伝🏃
    2024/01/30 19:35:41
    早稲田駅伝🏃
    いつもご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございます。

    1月20日に日産スタジアムにて行われた早稲田駅伝に参加しました。これは一般の方や、小学生、体育学部が参加するスポーツイベントです。初めての参加で緊張しましたがとても楽しかったです。貴重な経験ができ早稲田大学ならではの雰囲気を味わうことができました。来年は皆様もぜひ参加してみてください!

    寒い日が続きますがお体に気を付けてお過ごしください。
    これからもご支援、ご声援の程よろしくお願いいたします。

    試合結果報告
    2024/01/11 15:45:26
    試合結果報告
    こんにちは。いつもご支援をしていただき誠にありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします

    12月24日に行われました埼玉県学生柔道で3位に入賞しました。
    初めての階級に挑戦した為戦えるか不安でしたが、自分の柔道をすることができました。この大会の反省をこれからの稽古に活かしていきたいと思います。

    これからもご支援とご声援の程よろしくお願いいたします。

    試合結果報告
    2023/11/29 09:40:21
    試合結果報告
    いつもご声援、ご支援をしていただき誠にありがとうございます。

    11月4日に行われました講道館杯全日本柔道体重別選手権大会に出場しました。結果は一回戦敗退となりました。シニアの選手の壁は厚いなと感じることのできた試合でした。

    今年の公式戦はこれで終了ですが、来年は良いご報告ができるように努力して参りますので応援よろしくお願いいたします。

    篠栗町の良いところ!
    2023/10/31 20:22:54
    篠栗町の良いところ!
    いつもご支援・応援をしていただき誠にありがとうございます。

    今月は試合や遠征等に行かず大学での稽古を中心に自分の課題と向き合いました。

    これといったトピックが見つからないので改めて地元の魅力を紹介させていただきます!

    私は福岡県大野城市で生まれ、小学2年生の頃から高校卒業まで篠栗町で暮らしました。自然に囲まれ過ごしやすい環境で勉強や柔道に楽しんで取り組むことができました。その環境が自分に合っていたからか今でも時々ホームシックになりかけています(笑)

    ぜひ一度篠栗町にお越しください!博多駅から電車一本、最速で約15分で行くことができます。88か所巡り(写真は一か所目の南蔵院です)やパラグライダー、軽めの登山もできます。私も帰省した際に思う存分自然を満喫したいと思います!

    これからも応援よろしくお願いいたします。

    写真:sasagurikanko.com

    試合結果報告
    2023/09/24 19:00:38
    いつも応援とご支援をしていただき誠にありがとうございます。9月に行われた2つの試合結果を報告させていただきます。

    9月3日 東京学生柔道体重別選手権大会 一回戦敗退
    9月9日 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会 5位

    どちらの試合も優勝を狙っていた為、とても残念な結果となってしまいました。この負けを無駄にしないために敗因を考え、次の試合に繋げられるよう一層努力してまいります。

    これからも応援よろしくお願いいたします。

    韓国合宿🙌
    2023/08/17 14:33:01
    韓国合宿🙌
    いつも応援とご支援をしていただき誠にありがとうございます。

    8月6~12日に韓国合宿に行ってきました!

    韓国の選手は、いつも練習している日本の選手よりも力が強かったため力の入れ方や組手技の出し方など自分の持っている技術を試し向上に繋げることができました。

    とても貴重な経験となりました。この経験を試合に活かすことができるように努力していきます。

    はじめまして!
    2023/08/04 13:17:25
    はじめまして!
    はじめまして。柔道競技でこのプロジェクトに参加する姥琳子(うばりんこ)と申します。

    好きなことは食べることで、特にスイーツが大好きです!

    皆様に福岡県と柔道に興味・関心を持っていただけるように精一杯頑張ります‼

    この活動報告で試合や合宿などの近況報告をさせていただきますので、ご覧いただけると幸いです。

    これから1年間よろしくお願いいたします。

  • コメント
    • 横山
      素晴らしいお人柄や柔道に対する真摯な取り組み、地元愛が伝わる記事に感動しました。 微力ながら応援させていただきます。 これからも、心身の健康に留意され、文武両道に励んで下さい。 姥琳子さんのご健勝を心から祈念しています。「琳子ファイトー!」
      • 姥 琳子
        この度はご支援をしていただき誠にありがとうございます。大切に使わせていただきます。これからも精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします!

出品者のプロフィール

姥 琳子

姥 琳子

明治安田生命「地元の元気プロジェクト」の 一環として、地元の若手アスリートを地域社会とともに応援することで、地域の一体感醸成や地域で育つ子どもたちの夢や地元愛を育むことへの貢献を目的とします。当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
リターン
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¥1,000 (税込・送料込)
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ご提供予定時期:2024年3月末~4月頃
FAQ・ヘルプ

リターン一覧

特定商取引法に基づく表示

    事業者名
    株式会社朝日新聞社

    事業者所在地
    〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2

    責任者
    安田雅信(ヤスダマサノブ)

    連絡先
    ・電子メール jimoto-athlete@asahiculture.com (地元アスリート応援事務局)
    ・TEL 03-5540-7761

    販売価格(支援金額)
    各プロジェクトページの「リターン」をご覧ください。価格は税込・送料込です。

    商品等(リターン)の引き渡し時期(日数)
    リターンとなる商品・サービスの引渡し・提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

    代金(支援金)の支払方法・時期
    《支払方法》
    クレジットカード決済
    コンビニ決済
    ※各プロジェクトの最終確認画面で表示します

    《支払時期》
    本サービスのプロジェクトは、目標金額の達成を条件としない「実行確約型」です。商品購入時(支援実施時)に決済となります。
    ※各プロジェクトの最終確認画面で表示します

    申込期間
    各プロジェクトページの「残り時間」をご覧ください。

    商品代金(支援金)以外に必要な費用
    なし
    ※ウェブページの閲覧等で必要となるインターネット接続料金・通信料金等は、お客様のご負担となります

    契約成立後のキャンセル、返品・交換の取扱条件/返品・交換期限、返品時の送料負担
    契約成立後のキャンセルについて
    支援者がプロジェクトの趣旨に賛同し、「支援を確定する」ボタンを押すことにより、支払い手続きが完了します。支払い手続を行った後のキャンセルについてはできません。

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