千葉県のアスリート・車いすテニス 船水梓緒里 応援プロジェクト
by 明治安田生命

このプロジェクトは2024/03/01に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
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    (目標 ¥300,000)
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明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」では、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援できます。本ページは千葉県我孫子市のアスリート、車いすテニスの船水梓緒里選手を紹介します。船水選手は強烈なサーブを武器に国内トップクラスの実力を持つアスリート。自身が世界の大舞台で活躍し人気選手となることで、地元の自治体がさらにバリアフリー対応を強化するなど、誰もが住みやすい街づくりが進むきっかけになりたいと考えています。
    • 強肩からくり出す豪速サーブ武器に世界の舞台へ めざすは4大大会制覇のスーパースター

    • 3月に筑波大学を卒業後、ヤフー所属選手として車いすテニスを続ける船水梓緒里選手。車いすテニスを始めてわずか2年、高3でジュニア世界ランキング1位となり、2023年5月15日現在は世界ランキング13位です。4月末から国際試合を転戦するためヨーロッパに長期間の遠征に出ている船水選手は今でも、地元の千葉県我孫子市を大きな力をくれる場所と大切にしています。
    • ソフトボールで鍛えた強肩が生む強烈サーブ 海外選手の姿勢に衝撃

    • 左腕から力強いサーブを繰り出す車いすテニスプレーヤーの船水梓緒里選手は、中学1年のとき海で事故に遭い車いす生活になりました。当時はソフトボール部に所属し、事故前は遠投で40メートル台後半の記録を出すほどの強肩を買われ捕手をしていました。

      「ソフトボールで鍛えた左腕や肩の筋力や可動域の大きさ、体の使い方が、私の大きな武器である強いサーブの原動力です。今でも、遠征先にもソフトボールを持っていってキャッチボールをしています」

      部活引退後、次に選んだスポーツが車いすテニスでした。始めて数カ月で試合に出たところ、船水選手のサーブを打ち返せる選手がほぼおらず、サービスエースが決まって勝ち続け、ジュニアの強化指定選手への誘いも来るようになりました。

      選手として大きな転機となったのは、麗澤高校1年だった2016年、日本代表に選ばれて出場した世界国別対抗戦だったそうです。
    • ▲初めての世界大会に出場した船水選手は海外選手の姿勢にカルチャーショックを受けた

      「外国のジュニア選手たちは体の大きさや球の強さといったフィジカル面だけでなく、試合に向き合う姿などメンタルも私とはレベルが違い、憧れてしまうほどでした。自分は漠然と練習をしていただけだとカルチャーショックを受け、帰国後すぐ、パーソナルコーチをつけて本気で取り組みたいと両親に訴えました」

      日本代表の経験もある藤本佳伸選手に自ら交渉して練習をみてもらうことになり、目標を世界ジュニアランキング1位に設定。この目標を2018年、高校3年で達成します。同年の世界ジュニアマスターズでも準優勝する一方、学業との両立も意識し受験勉強も怠らず、筑波大学に合格しました。
    • 必要なのは世界での経験 海外遠征と地元への貢献を両立するには

    • 今年4月、世界のトップ選手が集まったジャパンオープンでは、1勝して2回戦まで進んだものの、世界ランキング3位の選手にストレート負け。「国際大会で世界トップレベルの選手に勝つには、グレードの高い大会で様々な国の選手との試合経験を積むことも必要だと感じています」
    • ▲ジャパンオープン2023で健闘した船水選手は手応えと課題の両方を手にした

      継続的に海外の試合に出るには多額の遠征費用が必要です。どう工面すればいいのか悩む船水選手に、明治安田生命「地元アスリート応援プログラム」を教えてくれたのは、自身と同じ筑波大硬式庭球部から、明治安田生命のテニス部に進んだ先輩たちでした。

      「自身が支援を受けられるだけでなく、地元にも貢献できることに魅力を感じました。私は我孫子市の方々の協力や応援があってこそ今もプレーヤーとして頑張れているという思いが強く、プログラムの趣旨に賛同して参加を申し込みました」
    • 選手生活を支えてくれた我孫子市の人々 今も週末は手賀沼を走る

    • 地元の千葉県我孫子市が大好きで、今も週末はほぼ毎週、実家に戻っているという船水さん。市のシンボルである手賀沼の遊歩道を車いすでランニングしており、四季折々の手賀沼の風景の中でも、水面に白くかれんなスイレンが咲く夏がおすすめだといいます。
    • ▲今も週末は地元の千葉県我孫子市に戻り、手賀沼の遊歩道をランニングする

      船水選手が地元との結び付きを強く感じているのは、地元の人々から受けた恩義も大きな理由です。高校時代、船水選手は毎朝の練習を終えてから学校に向かっていました。ところが、「朝の練習が終わって、コートから学校までは車で向かわないと間に合いません。コートまでは両親に送ってもらいましたが、両親は共働きのため学校まで送ってもらうことができませんでした」。

      そんなピンチを乗り越えることができたのは、我孫子市の「ファミリーサポートセンター」のおかげでした。市民同士が18歳までの子どもの学校への送迎、一時預かりなどで助け合う制度で、船水選手は地元の人たちの助けを得て、練習後に車で高校に通うことができたといいます。「助けてくださった地元のみなさんには本当に感謝しています。選手としてプレーするには、多くの人に支えてもらわなければならないことが身にしみました」
    • 目前で逃した大舞台へのチケット 地元の応援支えに試練乗り越える

    • 船水選手はこれまで、いくつもの逆境を乗り越えてきました。中学1年の夏、海で事故に遭い、車いすで生活を送ることになりました。半年以上にわたる入院やその後のリハビリに気持ちがふさぎ込んだそうです。

      そんなとき、支えてくれたのが当時打ち込んでいたソフトボール部の仲間でした。「車いすでの生活になってからも、部活の同級生に温かく迎えてもらって、キャッチボールなどできる練習は一緒にやりましたし、土日も試合へ一緒に行きました。せっかく始めたのだから最後までやり続けると決めていましたし、みんなと一緒に部活を楽しめたことは今でも財産です」

      21年には、東京で開かれた世界最高峰の舞台への出場権をほぼ手中にしながら、最後の最後で逃してしまいました。20年の時点では日本代表に入れる位置にいたにもかかわらず、コロナ禍で大会が1年延期した影響で、実際に代表が決まるタイミングではわずかに及ばず次点となったのです。

      ショックで競技を離れた時期もあった船水選手でしたが、筑波大学の仲間の支え、そして地元の人の応援を力に、再び練習に取り組んでいます。「車いすテニスのシングルスは試合中孤独です。劣勢の時、その孤独さは増していきます。そのような時に自分を支えてくれた人たちのことを思い返すと大きな力になります。中学時代から我孫子市の方々がサポートしてくれたからこそ今も選手として活動できています」
    • アスリートとして住みやすい街づくりに貢献したい

    • 船水選手の目標は、同じ車いすテニスのスーパースター・国枝慎吾さんのように4大大会を制覇するなど、世界の舞台で活躍することです。「私が有名になることで、地元のみなさんにとって、車いすの人が社会で活躍するのが当たり前になればいいと思っています」

      我孫子市は2年前に車いすテニスもできるように市営コートをリニューアルするなど、障害がある人も気軽にスポーツできる環境を整えています。我孫子駅へのエレベーター設置も、背景の一つに船水選手自身の働きかけがあったといいます。

      「バリアフリーを進める我孫子市は居心地が良いです。私が世界の舞台で活躍することが、地元やサポートを続けてくれている方への恩返しになります。今年は勝負の年、みなさんの支援で海外遠征を積極的に行い、必ず結果を残します」

      (取材・制作:4years.)
    • ================

      2024年2月29日をもちましてクラウドファンディングを終了いたしました。
      ご支援をいただきまして、本当にありがとうございました!

      ■支援者一覧(順不同、敬称略)
      なかひろかず、ちゅうた、gyoza、阿部郁美、YY、Nancy、藤田正彦、雄大颯大のパパ、きたさん、あやな、エイマックス、ゆうき、飲むあんこ、KN
  • 新着情報

    テニス交流会開催
    2024/02/21 21:22:54
    テニス交流会開催
    昨年地元の我孫子市テニス連盟の方からお誘いいただき、遠征の合間に地元のテニス愛好家の皆さんと交流させていただきました。
    皆さん、とてもテニスが上手でしたが、さらに明るく優しい方ばかりでとても楽しい時間を過ごすことができました。
    今年は、我孫子市テニス連盟のイベントにも参加したいと考えています。

    いっしょにテニスをすることで、たくさんの方に車いすテニスを知ってもらうことができ、大変よい機会になりました。

    2024年始動 オーストラリア遠征
    2024/01/28 18:09:02
    2024年始動 オーストラリア遠征
    新年早々 真夏のオーストラリアの大会に出場してきました。
    VICTORIAN WHEELCHAR OPEN 1/8-12
    MELBOURNEWHEELCHAIR OPEN 1/14-19
    AUSTRARIAN OPEN 2024  Grand Slam 1/23-27

    今年は、雨も多く、気温も肌寒くて、調整が難しかったです。自分の技術もレベルアップしていたはずですが、結果に結びつかず残念ですが、スコアだけではない、良い感触が掴めたので、引き続き練習がんばりたいと思います!!

    写真は、大会中に壁に激突し、車いすが壊れてしまったため、試合中にリぺアをよんで、応急処置をしてもらっているところです。このクラウドファンティングの支援金を新しい車いす購入の費用の一部とさせていただきます。

    引き続きご支援よろしくお願いします。

    三井不動産全日本選抜車いすテニスマスターズ 優勝
    2023/12/24 18:49:12
    三井不動産全日本選抜車いすテニスマスターズ 優勝
    今回、年内の締めくくりとして、12月8~10日に開催されておりました「全日本選抜車いすテニスマスターズ」で、単複優勝することができました。二冠達成は、本当に嬉しいです。

    今年の 3 月に大学を卒業して、単位のことやレポートのことなど考える必要もなく、テニスに集中できると思って各国転戦しましたが、自分の理想とは内容も結果もほど遠く、目標にむかってモチベーションを高く持ち続けることの厳しさを痛感した1年でした。

    私の競技活動を支えてくれる明治安田生命様、練習をささえてくれるコーチ、トレーナー、先輩プレーヤー、どんな時でも励まし、見守ってくれる友達、家族、そして、応援してくださる皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

    来年にはパリパラリンピックが開催され、現在、パラレース真っ只中ですが、最後まで諦めず頑張りますので、応援よろしくお願いします。

    フィジカル強化 トレーニング月間
    2023/11/27 23:16:23
    フィジカル強化 トレーニング月間
    来年1月のオーストラリアサマーシリーズに向けて、
    今月は、フィジカル強化月間としてトレーニングに打ち込みました。
    2ケ月半の海外遠征後から、肩と指の調子が悪く、注射をしたり、リハビリケアをしたり様子をみながら大会に出場していました。
    トレーナーをはじめ、周囲の方々にサポートいただき、感謝でいっぱいです。

    現在は、早く回復できるように自宅でのセルフケアも怠らない様に気をつけています。
    技術力向上のプレー改善は、これまで以上にフィジカルの強化、とくに体幹を鍛える必要があり、そのためのトレーニングにも取り組んでいます。

    怪我をしない身体作りは不可欠で、焦らずじっくり調整していきたいと思います。

    杭州2022アジアパラ競技大会
    2023/10/28 13:36:19
    杭州2022アジアパラ競技大会
    この度、「杭州2022アジアパラ競技大会」の日本選手団として出場できることになりました。初めてのアジア大会で、とてもワクワクしています!日々の練習の成果が発揮できるようがんばります。
    引き続き応援よろしくお願いします。

    木下グループジャパンオープン ダブルス優勝
    2023/09/20 22:10:57
    木下グループジャパンオープン ダブルス優勝
    初めて車いすテニスの大会がWTAとの共同開催で行われました。連日35度を超える猛暑の中、たくさんの方に応援していただきありがとうございました。
    国内ではなかなか車いすテニスの大会がないため、このような機会をいただき、とても嬉しかったです。
    更なるパフォーマンスの向上目指して頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。

    猛暑を乗り切る熱中症対策
    2023/08/30 20:51:32
      猛暑を乗り切る熱中症対策
    8月 PTTAYA THAILAND OPEN (ITF-2)
    ダブルス 準優勝

    日本も暑い日が続いていますが、タイも暑く、非常に蒸し暑かったです。
    とにかく汗が吹き出し、腕から滴り落ちるためアームカバーをつけていないとタイヤが滑って車いすが漕げません(-_-;)
    少しでもひんやり感じたいと救急用に常備している冷えピタを四六時中貼ったまま過ごしていました。

    熱中症対策では、暑すぎる環境、悪い環境ではスポーツをしないほうが望ましいですが、私のようにパラリンピックを目指すアスリートにとって、「暑くて試合をしない」というわけにはいきません。
    気温が高い場合や湿度が高い場合には、体から熱が逃げにくく、更に、大量の汗が発生します。
    気分が悪くなったり頭痛がしてきたり、熱中症の危険が非常に高いです。
    そこで、私の取っている対策を紹介します!!
    試合中、試合後のクーリングが大切だと考え、アイスラリーやアイスタオル、アイスバックなどで体温を下げます。
    アイスラリーは食べて体の中から体を冷やす方法で、足や顔はアイスタオルで冷やします。そして、アイスバックで肩を冷やし、連日の試合に対応できるように、リカバリーを早める対策をしています。

    このプロジェクトで挑戦したいこと
    2023/07/24 20:42:47
    このプロジェクトで挑戦したいこと
    はじめまして、車いすテニスの船水梓緒里です。
    私は、車いすテニス強化指定選手として、ITFツアーに参戦し、国内外を含め年間20回ほど大会に出場しています。車いすテニスにおいて、日本は世界屈指の強豪国であり、トップ選手が存在します。パラリンピックに出場する為には、日本人の中でランキング上位4名に入りつつ、世界ランキング20位以内に入る必要があります。

    今回、試合で最高のパフォーマンスを発揮するために、車いすテニス競技車を新しく作りたいと考えています。車体は、選手それぞれの障がいに合わせた作り込みが不可欠で、身体の一部となります。そのため、自分の得意なショットを活かし、麻痺した下肢と体全体の動きを連鎖させ、体全体の筋力をより効果的に活用するために、自分専用の競技車を作りたいです。いただいた支援金は、車いすテニス競技車の製作費用の一部に充てさせていただく予定です。
    パリパラリンピック出場に向けて、一歩一歩前に進んでいけるよう精進してまいります。

    本プロジェクトへのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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出品者のプロフィール

船水 梓緒里

船水 梓緒里

明治安田生命「地元の元気プロジェクト」の 一環として、地元の若手アスリートを地域社会とともに応援することで、地域の一体感醸成や地域で育つ子どもたちの夢や地元愛を育むことへの貢献を目的とします。当制度を通じて、出身地や活動拠点地域など、サポートを受ける「地元」に対して貢献したいというアスリートの活動を支援します。
リターン
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ご提供予定時期:2024年3月末~4月頃
FAQ・ヘルプ

リターン一覧

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    事業者名
    株式会社朝日新聞社

    事業者所在地
    〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2

    責任者
    安田雅信(ヤスダマサノブ)

    連絡先
    ・電子メール jimoto-athlete@asahiculture.com (地元アスリート応援事務局)
    ・TEL 03-5540-7761

    販売価格(支援金額)
    各プロジェクトページの「リターン」をご覧ください。価格は税込・送料込です。

    商品等(リターン)の引き渡し時期(日数)
    リターンとなる商品・サービスの引渡し・提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

    代金(支援金)の支払方法・時期
    《支払方法》
    クレジットカード決済
    コンビニ決済
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    《支払時期》
    本サービスのプロジェクトは、目標金額の達成を条件としない「実行確約型」です。商品購入時(支援実施時)に決済となります。
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    申込期間
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    商品代金(支援金)以外に必要な費用
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